2016年5月16日(月)、東京・台東区の東京藝術大学大学美術館で「いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-」のプレス向け内覧会が開催された。
2011年の東日本大震災では多くのミュージアムが被災し、陸前高田市立博物館、石巻文化センターなどで美術資料が被害を受けたが、全国美術館会議がいちはやく東日本大震災復興対策委員会を立ち上げ、作品の救出、修復、復元などの事業を計画的、継続的に実施してきた。
今回の企画は、現在もなお作業は継続されているが、震災から5年を経た事も踏まえて、これまでの経過を展覧会のかたちで報告するもの。
第一部では岩手県・宮城県・福島県が生んだ近現代の美術作家の優品を展示。第二部では、全国美術館会議における一連の活動をパネルで紹介するとともに、被災後に修復された作品も展示。地域社会に貢献する美術館活動の意義などを探る。
「いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-」は東京藝術大学大学美術館で、2016年5月17日(火)~6月26日(日)に開催。観覧料は一般 800円、大学生・高校生 500円(中学生以下は無料)。
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