ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポター(1866-1943)の生誕150年を記念した国内最大規模の展覧会が開催される事になり、2016年3月31日(木)、都内で記者発表が行われた。
ビアトリクス・ポターはロンドン生まれ。家庭教師だったアニー・ムーアの息子のノエル少年にあてて書いた絵手紙から生まれたピーターラビットは、後に多くのキャラクターが登場する絵本シリーズとなり、100年以上たった現在でも世界中で読み継がれている。
展覧会では英国ナショナル・トラストが所蔵する絵本の自筆原画やスケッチ、ビアトリクスの愛用品など200点以上を展示。ビアトリクスの人生に焦点をあてながら『ピーター・ラビットのおはなし』の原点や絵本シリーズの世界を展観する。
展覧会のオフィシャルサポーターには、ディーン・フジオカさんが就任。英国・湖水地方を実際に訪れたディーンさんは、自分で撮った写真を紹介しながら「オフィシャルサポーターに選ばれて光栄。現地を訪れた事で、自分が持っていたビアトリクスのイメージもかなり変わり、彼女の孤独や悲しみを感じるようになった」と語った。ディーンさんは音声ガイドのナビゲーターも務める。
「ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展」はBunkamura ザ・ミュージアムで、2016年8月9日(火)~10月11日(火)に開催。その後、福岡・仙台・大阪・広島・名古屋に巡回する。
東京展の観覧料は一般 1,400円、大学・高校生 900円、中学・小学生 600円。前売りはそれぞれ200円引きで6月中旬発売予定。
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