2015年10月1日(木)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「歌麿・英泉・北斎 ─ 礫川浮世絵美術館名品展」のプレス向け内覧会が開催された。
2014年3月に閉館した東京・文京区の礫川(こいしかわ)浮世絵美術館の所蔵作品を紹介する企画展。
礫川浮世絵美術館は医学博士であり浮世絵研究家の故・松井英男氏が1998年に設立。松井氏は40年以上かけて浮世絵を蒐集し、約2400点に及ぶ所蔵品は、国内でも屈指の浮世絵コレクションとして知られていた。
2013年暮れに松井氏が死去し、礫川浮世絵美術館は2014年3月から事実上の閉館状態に。松井コレクションは他所に移管される事がほぼ決まっているため、礫川浮世絵美術館の所蔵品としての公開は本展が最後となる。
展覧会では喜多川歌麿、溪斎英泉、葛飾北斎など著名な絵師による代表作だけでなく、浮世絵版画の黎明期をリードした菱川師宣や奥村政信から、月岡芳年など幕末明治に活躍した絵師まで、浮世絵の歴史を通覧して紹介する。
「歌麿・英泉・北斎 ─ 礫川浮世絵美術館名品展」は太田記念美術館で、前期が2015年10月2日(金)~10月25日(日)、後期が10月30日(金)~11月23日(月・祝)に開催。観覧料は一般 700円、大・高生 500円、中学生以下は無料。
太田記念美術館「歌麿・英泉・北斎 ─ 礫川浮世絵美術館名品展」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
太田記念美術館 施設詳細ページ>
「歌麿・英泉・北斎 ─ 礫川浮世絵美術館名品展」情報ページ>
「歌麿・英泉・北斎 ─ 礫川浮世絵美術館名品展」公式ページ