
2015年4月24日(金)、墨田区に移転した「たばこと塩の博物館」が報道陣に公開された。
「たばこと塩の博物館」は1978年に渋谷区に開館。たばこと塩の歴史や文化に関するテーマを中心に紹介し、2012年8月には来館者数が延べ300万人を超えるなど、多くの方々から親しまれていたが、移転のため2013年9月に休館していた。
新しい「たばこと塩の博物館」は、これまでの“たばこ”“塩”の常設展示室や特別展示室などが約2倍の広さに拡充。
常設展示室は「たばこ文化の発生」「世界のたばこ文化」「江戸のたばこ文化」「近現代のたばこ文化」の4カテゴリ、塩の常設展示室は「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」の3カテゴリで展開。
現存するたばこにまつわる最古の資料であるパレンケ遺跡(メキシコ)にある「たばこを吸う神のレリーフ」の実物大模型や、ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑(世界遺産)で、坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を再現製作した岩塩彫刻など、たばこと塩の歴史と文化を幅広く紹介していく。
「たばこと塩の博物館」の一般オープンは2015年4月25日(土)。東京都墨田区横川一丁目16番3号(都営浅草線・本所吾妻橋駅下車徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・押上駅下車徒歩12分)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)、月曜日休館。入館料は大人100円、子ども50円(特別展は別料金設定を予定)。
「たばこと塩の博物館」移転リニューアル の取材レポートはこちら発信:
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