2015年3月31日(火)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「広重と清親 ─ 清親没後100年記念」のプレス向け内覧会が開催された。
江戸末期に《東海道五拾三次》や《名所江戸百景》などの名作を次々と世に送り出した歌川広重(1797~1858)と、西洋絵画の技法を吸収した「光線画」で明治前期に都市の風景をみずみずしく描いた小林清親(1847~1915)を紹介する企画展。
清親は広重を意識した作品を多く残しており、展覧会では同じ場所を描いた両者の風景画を比較するように展示するほか、ゴッホやモネなど海外でも多くの人々を魅了した「広重ブルー」の作品や、江戸情緒を慕う永井荷風も愛した清親の作品を紹介。
今年は清親の没後100年にあたり、練馬区立美術館で4月5日(日)から始まる「没後100年 小林清親展」との相互割引(半券持参で100円引き)も実施する。
「広重と清親 ─ 清親没後100年記念」は太田記念美術館で、前期が2015年4月1日(水)~4月26日(日)、後期は5月1日(金)~5月28日(木)に開催。前後期で全作品が入れ替えとなる。観覧料は一般 1,000円、大・高生 700円、中学生以下は無料。
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