新設された「江戸から東京へ」江戸東京博物館5・6階の常設展示室がリニューアルされ、2015年3月27日(金)、報道陣に公開された。
2014年12月1日(月)から行われてきたリニューアル工事で、これまで1960年代までだった展示対象を西暦2000年代まで拡張。東京の変化を10年ごとに比較して紹介する「現代の東京」コーナーを新設した。
また、江戸ゾーンと東京ゾーンをつなぐ空間として、「江戸から東京へ」コーナーもお目見え。江戸東京博物館からほど近くの本所亀沢町(現在の墨田区)に生まれた勝海舟の視点で、幕末・維新を読み解く。
1993年に開館した江戸東京博物館はこれまでに約3000万人が来館。学校利用はもちろん、近年は外国人旅行者の利用もかなり増えており、項目サインはこれまでの日・英・中・韓に仏・西を加えるなど多言語化にも力を入れた。
2015年度は130万人の入場者を見込む(常設展・特別展あわせて)。
一般公開は2015年3月28日(土)9:30~。常設展示室観覧料は一般 600円、大学生・専門学校生 480円、高校生・65歳以上・中学生(都外) 300円、中学生(都内)・小学生・未就学児童は無料。
なお、3月28日(土)~31日(火)は常設展示室観覧料は無料となる(特別展は有料)。
「江戸東京博物館 常設展示室がリニューアル」の取材レポートはこちら発信:
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