2014年9月30日(火)、東京・渋谷区の太田記念美術館で、幕末浮世絵師の「最後の大物」である歌川国貞(1786~1864)の画業を振り返る特別展「没後150年記念 歌川国貞」のプレス内覧会が行われた。
歌川国貞は歌川広重や歌川国芳と同時代に活躍。22歳でデビューし79歳で没するまで、歌舞伎や吉原、当時の文化風俗など「江戸文化の全て」を描き切り、浮世絵師随一とも言われる数万点の作品を制作。当時は広重や国芳も及ばない人気No.1絵師だった。
展覧会では、国貞の膨大な作品の中から名品のみを選りすぐって紹介。東京で初公開となる北海道立近代美術館所蔵の美人画コレクション「高橋博信コレクション」や、約30年ぶりに公開される美人画シリーズ「江戸美人尽」、新たに発見された武者絵などの貴重な作品を含め、前後期あわせて263点でその画業の全貌を辿る。
特別展「没後150年記念 歌川国貞」は太田記念美術館で、前期10月1日(水)~10月26日(日)、後期10月31日(金)~11月24日(月・祝)に開催。入館料は当日一般 1,000円、大高生 700円、中学生以下は無料。
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