初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作「ラ・ジャポネーズ」が日本で初公開される企画展が今夏、東京で開催されることとなり、2014年3月20日(木)、都内で記者発表が行われた。
モネの初期の代表作である「ラ・ジャポネーズ」は、モネの最初の妻カミーユをモデルに描かれており、第2回印象派展に出品された。当時流行した日本の小物が多く描かれ、日本趣味(ジャポネズリー)の代表的作品として知られる。
本展開催にあたり、所蔵先のボストン美術館では2013年2月より修復プロジェクトを進行。脆弱な部分の安定化と、古いニスなどを取り除いて本来の姿に戻す作業が進められ、修復後は本展で世界初公開となる。
そのほかにも、ボストン美術館所蔵の絵画、版画、工芸品など、約150点が出品。西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会った影響をさまざまな角度から検証する。
記者発表では、「ラ・ジャポネーズ」の着物が披露された。この着物は本展のために再現制作され、製作期間は約3か月かかった。着物はワークショップで着ることができる。(詳細は公式HP)
「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」は6月28日(土)~9月15日(月祝)、世田谷美術館にて開催。観覧料は一般当日1,500円、大高生900円、中小生500円。前売券や、オリジナルふきんとセットの前売券(2000枚限定、1,500円)も発売中。
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