2012年10月1日(月)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「没後120年記念 月岡芳年」展の記者内覧会が行われた。
歌川国芳の後継者で、動乱の幕末期から新時代を迎えた明治期にかけて活躍した「最後の浮世絵師」、月岡芳年(つきおかよしとし)の特別展。
谷崎潤一郎、江戸川乱歩、三島由紀夫が愛した血みどろ絵(無残絵・残酷絵)をはじめ、歴史画、妖怪画、美人画など芳年の代表作240点を網羅。新たに発見された下絵も初公開される。
芳年の大回顧展は東京では17年ぶりの開催となる。
会期は、前期が2012年10月2日(火)~10月28日(日)、後期が11月1日(木)~11月25日(日)。前後期ですべての作品が入れ替わる。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。
なお、師の歌川国芳、孫弟子の鏑木清方の展覧会と連携し、横浜美術館の「はじまりは国芳」展(2012年11月3日~2013年1月14日)、鎌倉市鏑木清方記念美術館の「清方描く 江戸の残り香」展(2012年11月3日~12月9日)との相互割引プランも行われている。
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