2012年9月6日(木)、東京・上野の東京国立博物館で来年1月に開催される特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」の記者発表が都内で開催された。
生涯で12万体の仏像を彫ったともいわれる江戸時代の僧、円空。
展覧会では「両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)」を江戸時代以来約300年ぶりに寺外で公開するなど、岐阜・千光寺(せんこうじ)が所蔵する仏像を中心に、飛騨に伝わる像100体を展示する。
両面宿儺は日本書紀に登場する飛騨の怪物だが、円空の像は斧を持つなど独自の解釈で表現されている傑作で「両面宿儺としては最古の像の可能性がある」(展覧会担当の浅見龍介・東京国立博物館東洋室長)。
千光寺でも7年に一度しか公開されない秘仏「歓喜天立像(かんぎてんりゅうぞう)」も特別公開される。
会期は2013年1月12日(土)~4月7日(日)。観覧料は一般当日で900円、前売800円。前売券は10月1日(月)発売。
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