5世紀の雄略天皇の時代に倭国に派遣された百済の王族、昆支王(こんきおう)に関する展示スペースが、日本側の働きかけで、ソウルに来春開館する市立漢城百済博物館に設置される。
王は大和政権と深く関わったとされ、大阪府羽曳野市の飛鳥戸(あすかべ)神社にまつられているが、韓国ではほぼ無名。
大阪商業大の研究員、梁亨恩(ヤンヒョンウン)さんが、博物館の建設計画を知って紹介、実現した。
博物館は百済が漢城(現ソウル)にあった時代の史料などを専門に扱う市立博物館で、来年4月の開館予定。
発信:
msn産経ニュース