奈良県五條市の国登録有形文化財「藤岡家住宅」で、2010年10月下旬に時計などの展示品が盗まれた可能性が高いことが分かった。
戦前の内務官僚で俳人としても知られる藤岡長和の生家で、江戸後期に建てられた母屋など建造物10棟は国登録有形文化財。
2010年10月29日(土)の昼ごろに肩掛けかばんを持って施設を出入りする不審な男を職員らが発見し、直後に室内を確認したところ、同家に伝わる古い置き時計や書道道具一式など少なくとも3点がなくなっていたという。
五條署が窃盗容疑で捜査している。
発信:
毎日jp